結婚式の入場前に、新婦のベールを親御様に下ろしていただく「ベールダウン」。
新婦の最後のお仕度をお手伝いしていただくセレモニーとして定番になっていますが、こちらの「新郎バージョン」はご存じでしょうか?
それが「ジャケットセレモニー」です!
親元を巣立ってゆく新郎の最後のお仕度のお手伝いとして、親御様(お父様でもお母様でもOK!)にジャケットを着せていただくというセレモニーです。
ここ数年で人気上昇中のようで、Jプロモーションの先輩スタッフによると、3件に1件くらい?式場によっては半数くらい行っているみたいです…!
先日、司会を担当させていただいた人前結婚式でも、その「ジャケットセレモニー」が行われました。
女手ひとつで新郎様をお育てになったというお母様。立派にご成長された新郎様の背中に、お母様がそっとジャケットをお掛けになりました。
しっとりとした雰囲気につい涙がこぼれそうになったところ…
お母様は豪快に「いってらっしゃい!!」と両手でパーン!と新郎様の背中を押されました。軽く吹き飛ばされてビックリした様子の新郎様!でもそのお顔には笑顔が…。
涙ではなく、笑顔で送り出されたお母様。その姿に、母の深い愛情と、親子でこれまで重ねてきた絆を感じました。
新しい未来へと歩き出す新郎様にとって、お母様の後押しは何より力強いエールになったことでしょう!
新郎様のお幸せを願って行う「ジャケットセレモニー」。
よかったらご結婚式に取り入れてみてくださいね。
(I)